電話やメールが当たり前となってしまった現在の生活の中で、手紙やはがきを出したり貰ったりということがほとんど無くなってきています。
そんなサバサバとした生活の中で、敢えてアナログな風習で思いを伝えることが見直されてきています。
暑中見舞いのはがきは、夏の風物詩と言われています。
そんな暑中見舞いの2022年の時期はいつからいつまでなのかを紹介していきます。
そして、ハガキを書く時の例文とともに書き方のポイントを合わせて紹介していきますので、この機会に暑中見舞いを贈ってみてはいかがでしょうか。
2022年暑中見舞いの時期はいつからいつまで?
暑中見舞いを贈る時期については、いつからいつまでに出せばいいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。
2022年の暑中見舞いの贈る時期について紹介していきます。
2022年の暑中見舞いを贈る時期ですが、ズバリ、2022年7月7日(木)から8月7日(日)までの間に贈りましょう。
その理由としましては、日本では古くから使われている二十四節気という暦が関係しています。
二十四節気の中の、「小暑」7月7日ごろから約15日間、「大暑」7月23日ころから約15日間の間を「暑中」という言われ方をしています。
一年の中でもっとも暑いその季節に、お世話になった方や、遠く離れた親戚や友人などに、先方の健康を気遣ったり、近況を報告するために始まったとされます。
暑中見舞いを出すタイミングは?
先ほども紹介しましたが、暑中見舞いという風習は、江戸時代のころ始まり、普段はなかなか会えない方に気遣いのハガキを贈るというものでした。
ですから、暑中見舞いを贈る相手の状況にも気にかけながら送る必要もありますね。
基本的に言われているのが、梅雨明けしたごろに届くようなタイミングで出すということです。
梅雨明けと言っても、日本全国一律で梅雨明けするわけではありませんので、地域の梅雨の状況も気にしながら暑中見舞いを贈ることになります。
2022年ですと、梅雨がかなり早くあけそうですので、早めに準備しておく必要がありそうですね。
暑中見舞いを出し忘れていたら
暑中見舞いを贈ろうとしていたのに、出し忘れてしまったり、暑中見舞いを頂いたのにお返しをしていなかった場合はどうしたらいいのでしょうか。
もし、8月7日までに暑中見舞いを出せなかった場合は、残暑見舞いを贈ることになります。
この残暑見舞いは、二十四節気の中の、「立秋」8月8日(月)から約15日間、「処暑」8月23日(火)から約15日間までの間に贈るのが目安です。
間違ってもこの時期に、暑中見舞いを贈らないように気を付けましょう。
暑中見舞いのはがきの例文を紹介!
1.冒頭のご挨拶
「暑中お見舞い申し上げます」と大きめに書く。
2.先方への気遣いの言葉
「梅雨明けして、暑さも厳しくなってきていますが、いかがお過ごしでしょうか」というように、相手への気遣いの言葉を添えます。
3.自身の近況や報告を伝えます
「おかげさまで、わたしたちは健康で楽しく過ごすことができています」というように自身の近況を述べます。
4.今後のお付き合いへの期待を述べる
「またそちらに寄りました折には、ご一緒できますこと楽しみにしております」というように、今後のお付き合いにも言及すると喜ばれます。
5.結びのあいさつ
「これからも暑さが続きますが、ご自愛ください」など先方を気遣う言葉で結びます。
6.日付
「令和4年 盛夏」というように、正確な日付を書くよりは、「盛夏」や「文月」、「7月」などと結ぶことが一般的です。
このような流れが一般的ですが、ご自身の伝えたいことを優先的に、そして簡潔に伝えることがポイントですね。
あまり形にこだわりすぎない方が、自然で思いが伝わる秘訣です。
2022年暑中見舞いの時期はいつから?はがきの例文も紹介!のまとめ
2022年の暑中見舞いの時期は、7月7日(木)から8月7日(日)までの間に贈るようにしましょう。
できれば、梅雨明けした頃に届くと一番タイミング的にはよいとされていますので、タイミングを見払って贈りたいですね。
地域によっては、梅雨明けの時期に違いがありますので、先方のお住いの地域に合わせる気遣いが必要かもしれません。
暑中見舞いのはがきの書き方としましては、一般的な書き方がありますが、それにならって、贈る相手により、適切な言葉を添えて贈りましょう。
あまりかしこまり過ぎずに、簡潔に思いを伝えるイメージですね。
ぜひこの機会に、電話やメールでは伝えきれない気持ちをはがきに添えてみてはいかがでしょうか。
また違った夏の思い出になるかもしれませんね。
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